へいけうたのあかり第4弾

平家歌灯は、自分の子ぉを戦場へ送りとぅない女の、歌がたり。

イベント名 へいけうたのあかり第4弾(リーディングライブ)
サブタイトル 平家歌灯は、自分の子ぉを戦場へ送りとぅない女の、歌がたり。
キャスト 辰巳泰子、佐々木六戈(ゲスト)
開催日 2009年07月12日(日) hCalendar
時間 16:00(120分間)
会場 JazzBar サムライ
東京都新宿区新宿3-35-5 守ビル5Fmap
JR新宿駅東南口階段下り高架沿い直ぐ
最寄り駅
料金 2000円(1ドリンク付)
問い合わせ JazzBar サムライ(03-3341-0383)
詳細
おおさか弁の平家物語、辰巳泰子本。
前半はゲストとトーク。
後半が朗読劇。


★ゲスト紹介★

―6月12日、佐々木六戈と久しぶりに会った。八年ぶりだ。待ち合わせの吉祥寺駅にふらりと現れた男を見いだした途端、すぐに分かった。あー、この八年、離れたところで、互いに似たような苦労をしていたと。八年前、美意識の違いから、わたしは彼に憤檄の手紙を書き、彼は、返信に、古式ゆかしく絶交状を書き寄こした。佐々木六戈は、俳人でありながら華々しく角川短歌賞を受賞し、草蔵主宰。この日、安酒を梯子し、高校三年生ともなった息子の携帯へ電話をかけた。受賞する以前、彼は、息子の俳句の先生。だからわたしは、PTAなのです。息子が原因で決裂したのでないから、結果的にわたしの書いた手紙は、仲睦ましかった子弟の間を引き裂くことにもなった。八一は来なかった。それぞれが、玉手箱を開けた浦島太郎のような夜だったが、アウシュヴィッツ絶滅収容所を旅した彼と、自分の子を戦場へ送りたくないと願い、朗読ライブを続けるわたしとは、この駅で、再会するように巡り合わせていたと確信した。友情が必ず息を吹き返すよう、神様が、わたしたちに、同じ志の石を一つずつ持たせた。その石を秘めていれば再び会えるよう、神様が持たせていたと。 (辰巳泰子)


★朗読劇「へいけうたのあかり」紹介★

(第4弾冒頭)

晒しに巻いた首を抱きしめ、若き日の文覚(盛遠)登場。
同僚、亘と掛け合う。一人二役。

―――なんまいだ、なんまいだ、なんまいだ、なんまいだーーーーッ。亘、亘ッ。ワ、ワイを、殺したってくれ。ワイの首、討ち落としておくれ。ワイは……ワイはさっき、袈裟を殺してもぅたんやぁ。おまえと間違うて、おまえの妻の、袈裟を殺してもぅんたんやぁ。こっ、これが袈裟の首や。亘ぅ、どないしよぅ、ワイはどないしたらえぇー うわぁん、うわん、うわん……。

―――盛遠……今なんとゆうた。間違うたやと。すると、おまえは俺を、殺すつもりやったんか。おまえが殺すつもりをしとったんは、俺やったんやろぅ。今、そないゆうたよなぁ。それやったら、俺はもう、おまえに殺されたちぅこっちゃ。今おる俺は、幽霊じゃ。同じ渡辺党の武士として、共に暴れまくった仲間の男に殺され、俺は、幽霊じゃ。さらば。盛遠。俺は出家する。せやが一生忘れるな。袈裟は、夫の俺に操を立て、死を選んだちうこっちゃ。さぁ、支度しよう。たった今から俺は、仏に仕えよう……。女の菩提、弔うために。

―――あぁ。あぁん。なんでそないなるねん。亘、ワイを、死なしてはくれへんのか。亘、おまえはええな。ええなぁーッ。……出家してもたらおまえは袈裟と、ほんまもん、一生もんの夫婦……。おまえにあたまを丸められたら、ワイは、どないしたらええ。もぅ、渡辺党にもおられへん。ワイのような暴れモンを受け入れてくれるのは、渡辺党しかあらへんかった。ワイ、どこいったらええねん。帰るとこなんかあらへんッ。今度こそ、この世にひとりぼっち。ひとりぼっちンなんねやったら、死んだほうがましやぁーーッ。殺してくれ、亘ッ! 袈裟よ。おまえ、ワイと、愛し合ったやないか。嘘やったんか。あれは、嘘やったんか――なぁ。嘘やないよな。答えてくれ。(首を抱きしめ)
うっ、うっ、うっ……(首を置き、晒しをほどく)

沈丁花薫る闇からあらはれて平和を武器に殴打するひと   泰子

戦争も革命も決めてくれやせぬ その夜の花焦がす暴力


★飛入さんの朗読歓迎★

原則、一首または一句でお願いします。第三弾では盛り上げてくださって深く感謝。今後ともよろしくお願いいたします。

Map

感想


二健   投稿日:2009-07-02 05:30:43

グーグル・マップがエラーになります。
住所を、「新宿区新宿3丁目3-15」とすれば、表示されます。
07月12日(日)、お待ちしております。(店主)




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