MANNER MODE(マナーモード)
作家と詩人による朗読会
| イベント名 | MANNER MODE(マナーモード)(リーディングライブ) |
|---|---|
| サブタイトル | 作家と詩人による朗読会 |
| キャスト | 作家中園直樹(小説、詩) 詩人葛原りょう(詩、短歌、柳句etc) ゲスト:津軽三味線山本竹勇 |
| 開催日 | 2008年07月26日(土) |
| 時間 | 18:00(120分間) |
| 会場 |
文芸社サロン 東京都新宿区新宿1-10-1文芸社ビル(地下1階)(map) 東京メトロ丸の内線「新宿御苑前駅」より徒歩3分 |
| 最寄り駅 | |
| 料金 | 2000円(1ドリンク付) |
| 問い合わせ | 文芸社(info@bungeisha.co.jp) |
| 詳細 | 朗読会「マナーモード」 日時=2008/07/26(土)18:00開演(17:30開場) 場所=「文芸社ビルB1」東京新宿区新宿1-10-1 出演=作家中園直樹×詩人葛原りょう ゲスト:山本竹勇(津軽三味線) 入場料=2000円(1ドリンク付き) 主催=NK.PROJECT 協力=文芸社 お問い合わせ=info@bungeisha.co.jp ***(フライヤー裏面より抜粋)*** ●朗読会『マナーモード』の由来。 生きるために必要な「真実」や「魂の叫び」を描く中園や葛原の作品は、純粋なエンターティメント作品と違いなかなか広まり辛い。 しかし、現代に生きる若者達が本当に必要としているのは、中園や葛原の言霊。既に多くの魂を震わせている。 しかし、必要としている読み手が他人に触れられたくない傷を持つ場合も多いという性質上、届いたとしても「一人ひっそり大切に」となる場合が多い。つまり、着信音を周りにまで響かせることを避けるような読者が多い。 発信側からの意味だけではなく、着信側にもそういう意味がある。朗読会「マナーモード」は、そういった必要としている人々のために、本だけではなく空気と鼓膜と魂を震わせる「二人の生きた声」を伝え、二人の存在そして作品の存在を広めようという試みである。 ●中園直樹が語る『葛原りょう』 私が詩人「葛原りょう」に出会ったのは、私が最も敬愛する語り部詩人「武力也」に出会った頃だった。 当事の私には、「武力也」の存在が眩しすぎて、他の詩人がほとんど目に入ってなかった。「葛原りょう」も「詩が上手いだけの詩人」としか認識できなかった。 そんな彼が私の中で大きな存在になったのは、2004年12月に「武力也」が亡くなった後、「武力也」の存在を小説にして残そうとしだした頃だった。 追悼朗読会の一つで「葛原りょう」が、詩『チョコレイトの夜』を朗読した。 私はその朗読、その詩に衝撃を受け、初めて「葛原りょう」を発見した。その努力と才能に敬意を覚え、それが「生きるための必然」から来たことを知り、認識を改めた。 彼が「広く読まれたい」と願い、私が「彼の詩は多くの人々に必要」と感じたことから、小説『チョコレイトの夜』が生まれた。 必要としている読み手に届けること以外、ほとんど価値を感じない私からするとあまり重要ではないが、彼の詩の客観的評価としては、落選はしたものの、第二詩集『魂の場所』が『H氏賞』『日本詩人クラブ新人賞』の両方で、推薦者数圧倒的トップでノミネートされている。 そんなことよりも、ただ皆の目で耳でそして魂で、詩人「葛原りょう」を感じてみてほしい。 ●葛原りょうが語る『中園直樹』 よく笑うヤツだ――俺が彼と出遭ったときの印象は、そんなところだった。作家としてデヴューし、順風満帆な彼にくらべて、俺は詩集一冊出すこともできていない。不思議だったのは彼の名前だ。「ナカゾノナオキ」、つい数日前、俺はもう一人の「ナオキ」を失ったばかりだった。 彼の名は「モリタナオキ」。もの静かで、瞑想的な微笑で、けれど激しい怒りを抱え、病弱な彼は薬の大量投薬により25で死んだ。そんなモリタとは対照的な笑顔、剣道で鍛えたというナカゾノさんは、凄惨な過去を持つことでモリタと繋がり、やはり小2で学校をドロップアウトした俺とも繋がってしまった。 失ったあと、また出遭う、これが運命だとしたら、ずいぶん皮肉なものだ。 ナカゾノさんの笑は、深い傷口の裏返しであり、誰の手も借りず自らの力だけで乗り越えた結果。その笑顔とは裏腹に、自らを献体して書き続けている。 板金工の詩人武力也さんの笑顔もそうだったのだろうか。しかし、俺は笑えない。毎夜、詩を包帯にして、傷を癒していたのだけれど、親友一人の命を支えることすらできなかった。 ――「わたしにはあなたの痛みなどわからねえよ これが わたしの 苦しみ……」モリタのコトバを抱え、俺は今も二人のナオキと、この世界の片隅に立ち尽くしている―― ●<ゲスト>山本竹勇(三味線奏者) 中園直樹の最も敬愛する語り部詩人武力也の朗読の相棒。中園直樹が小説『チョコレイトの夜』に、武力也と山本竹勇、葛原りょうを登場させたことがきっかけとなり、葛原りょうを含めた3人で、三味線と朗読のライブを行うようになる。 学生時代に高橋竹山のレコードを聴いて独習。高弟の高橋栄山と、故成田雲竹に手ほどきを受け開眼、竹勇の名を許され、竹山流津軽三味線と津軽民謡・国風雲竹流の師範となる。ロシアやヨーロッパ、アジアやアフリカなどでも公演、国内外で高い評価を得ている。 BOOKS ― Naoki Nakazono ― 『オルゴール』(文芸社/幻冬舎文庫)『星空マウス』(文芸社)『ピエロで行こう』(文芸社)『たった一人でがんばっている君へ』(大和出版)『チョコレイトの夜』(文芸社) ― Ryo Kuzuhara ― 詩集『朝のワーク』(書肆青樹社/品切中)文芸社VA出版文化賞2007「ポエトリー部門」最優秀賞受賞。文芸社ビジュアルアートより全国流通で年内刊行予定。詩集『魂の場所』(コールサック社) ***(フライヤー裏面終わり)*** 皆さんのご来場を心よりお待ちしております。 |